「春からWeb広告代理店に入社するけど、覚えること多そうで不安…」
「社内のWeb広告担当者になったけど、何も知らない…」
このような不安を持っている方のためにWeb広告(リスティング広告など)の基本用語をご紹介します!
こんな人向けの記事
- 春からWeb広告代理店に入社する新卒の方
- 人事異動で社内のWeb広告担当者になった方
- クライアントにWeb広告の用語を上手く説明できていない方
Web広告(リスティング広告など)の基本用語12選
Web広告を行う上で知っておくべき基本用語を12個ご紹介します。
まずはこれだけ覚えていただければOK!
インプレッション数
Web広告が表示された回数を表します。
「imp」「表示回数」とも呼ばれます。
リーチ数
Web広告を表示したユーザーの数を表します。
計測はユニークユーザー数単位となります。
インプレッション数は「Web広告の表示回数」、リーチ数は「Web広告を表示したユーザー数」です。
つまり、一つのWeb広告が同じユーザーに3回表示された場合、インプレッション数は3回、リーチ数は1回となります。
クリック数
Web広告をクリックした数を表します。
広告費用
広告にかかった費用を表します。
広告媒体や広告種類によって、課金方法が異なります。
ただWeb広告ではインプレッション課金やクリック課金が一般的です。
CPM
インプレッション1,000回あたりの費用を表します。
CPMは広告掲載料金の単位の一つであり、インプレッション単価とも呼ばれます。
CPM(円)=(広告費用÷インプレッション数)×1,000
CPMは「Cost Per M」の略称であり、この「M」はローマ数字で1,000を意味する「M」、あるいはその由来となったラテン語で1,000を意味する「mille」から来ています。
クリック率
Web広告が表示された回数のうち、Web広告がクリックされた回数の割合のことです。
CTR(Click Through Rate)とも呼ばれます。
CTR(%)=(クリック数÷インプレッション数)×100
クリック単価
Web広告のクリック1回あたりにかかる費用を表します。
CPC(Cost Per Click)とも呼ばれます。
CPC(円)=広告費用÷クリック数
コンバージョン数
Web広告の目的(例えば、購入完了など)の完了数をコンバージョン数と呼びます。
よく「CV」と表記されます。
コンバージョンはWeb広告やサイトの目的によって異なるので、あらかじめユーザーにどんな行動をとってほしいかを定義しておく必要があります。
コンバージョン率
Web広告のクリック数のうち、コンバージョンを達成した数の割合を表します。
CVR(Conversion Rate)とも呼ばれます。
コンバージョン率(%)=コンバージョン数÷クリック数
獲得単価
コンバージョンなどの成果を1件獲得するのにかかる費用のことです
CPA(Cost Per Acquisition)とも呼ばれます。
CPA(円)=広告費用÷コンバージョン数
ROAS
ROAS(Return On Advertising Spend)は、Web広告の費用対効果を表します。
広告費用に対して得られた売上の割合を意味します。
「Web広告出稿によって、どのくらい売上が伸びたのか」を示すことができ、ROASが100%以下であれば、そのWeb広告にかけた広告費用は売上よりも高かったことを意味し、費用対効果が悪かったとなります。
ROAS(%)=(売上÷広告費用)×100
ROI
ROI(Return On Investment)とは投資収益率の略称であり、企業がWeb広告などに投下した費用に対して得られる利益の割合を表します。
Web広告の分野では、広告費用が実際にどのくらいの利益につながったのかを計測する際の効果指標として使われています。
ROI(%)=(利益÷広告費用)×100

Web広告の用語はカタカナや英語表記が多いため戸惑うかもしれませんが、一つずつ覚えていきましょう!
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