「今の会社は好きだけど、給料だけが不満…。どうしたら給料を上げることができるの?」……。
こんなふうに悩んでいる社会人の方は多いのではないでしょうか?
「なかなか給料が上がらないので不満だけど、会社の社風や仕事内容、同僚は好きだから転職はしたくない。」……。
とても気持ちわかります。今いる会社が好きだからこそ出てくる感情ですよね。
そんなお悩みをお持ちの方に、転職せずに給料を上げる方法をお伝えします。
会社員として働く上で知っておくべきことなので、是非お読みください。
給料を上げたいのなら、会社の「利益」につながる行動を取ろう

そもそも会社が給料を支払えるのは、利益が出ているからなんです。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、割と見落としている人が多いんですよね。
つまり、転職せずに今の会社で給料を上げたいのであれば、「利益」につながる行動をとらないといけません。
会社側の視点に立つと、利益に貢献している社員に対して「ありがとう」や「辞めて欲しくない」などの感情が生まれるので、どんどん給料を上げようと思うようになるのです。
ここで重要なのが、「売上」でなく「利益」という点です。
以下の2つのグラフを見てください。


グラフ②はグラフ①の2倍の売上がありますが、利益は1千万円少ないです。
冒頭でもお伝えしましたが、会社は「利益」から給料を支払っています。
いくら売上を上げようとも、利益が増えなければ給料を上げることも難しいため、グラフ②の社員よりもグラフ①の社員の方が給料が上がりやすいです。
※社員数が一緒の場合
営業職の方が売上を上げることに必死になって、大幅な値下げ交渉を承諾してしまうケースをよく聞きますが、値下げにより利益がほとんど出なくなれば会社は評価してくれません。
会社員として給料を上げたいのであれば、お金にまつわる知識をつけることをお勧めします。
会社員が転職せずに給料を上げる3つの行動

会社員が会社の「利益」を増やすためにできる具体的な3つの行動をお伝えします。
以下の3つの行動をとることで、会社から評価されやすくなり、給料UPが期待できます。
- 自己鍛錬
- 社内貢献
- 社外貢献
上から順番にご説明していきます。
①自己鍛錬
噛み砕いていうとスキルアップのことです。
例えば、先輩社員から仕事について学んだり、本を読んで学習したり、外部の人と交流してモチベーションを高めたり…etc.
自己鍛錬が給料UPに繋がる理由は、なんとなくイメージしやすいと思います。
自己鍛錬を怠らない人は、仕事で結果を出しやすくなります。
結果を出す人は、会社に直接的な利益を生み出しているので評価もされやすく、給料も上がりやすいのです。
転職せずに給料を上げたいのであれば、自分のスキルアップのための時間を惜しまず、いつまでも貪欲に学び続ける姿勢を持ちましょう!
②社内貢献
簡単にいうとリーダーシップやチームワークのことです。
例えば、チームを活気づけたり、部下を教育したり、社内勉強を開いて情報共有をしたり…etc.
社内貢献をすると会社の総合力を上げることにつながるんです。
直接的な利益を生み出す行動ではありませんが、会社の総合力が上がるので後々利益として返ってきます。
つまり、社内貢献ができる人は間接的に利益を生み出しているので評価されやすく、給料も上がりやすいのです。
自己鍛錬のみならず、社内に向けても良い動きができるよう心がけましょう!
③社外貢献
3つ目は、社外貢献です。
例えば、外部との交流会を開催したり、セミナーに登壇したり、本を出版したり、SNSで情報を発信したり…etc.
社外貢献をすると、会社のブランディングや業界内外のコネクション強化などができます。
社内貢献同様、直接的な利益は生み出しませんが、間接的に利益につながる行動です。
社外に対しても積極的に情報発信などできる人は会社から評価されやすく、給料も上がりやすくなります。
社外に対しても良い動きができるよう心がけましょう!
まずはSNSで情報発信など、ハードルが低いことから始めてみてはいかがでしょうか?
ここまで「会社員が転職せずに給料を上げる3つの行動」をご説明してきましたが、3つの方法をただ闇雲に実行すれば良いというわけではありません。
あくまで会社の評価基準に合った行動を取るようにしてください。
例えば、会社から「社外貢献」が全く評価されないのなら、社外貢献を行っても給料UPにはつながりにくいので、やる必要はないかもしれませんね。
評価されるためには、「継続性」が重要

前項で記載した「給料を上げる3つの行動」は単発的に行うのはダメで、継続する必要があります。
会社は、継続的に行動する人を評価します。
単発的に行うのは誰でもできるんですが、継続的にできる人は稀なので希少価値が上がり、会社から評価されやすくなります。
したい人、10000人。始める人、100人。続ける人1人。
引用:『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』,プレジデント社.
上記のように、行動に移せる人は1%、それを継続できる人は1%と言われています。
つまり、継続さえできれば周りの社員との差を広げることができるのです。
行動に移すだけでなく、継続することも心がけましょう!
まとめ
- 給料を上げたいなら会社の「利益」につながる行動をとる
- 評価される行動は「自己鍛錬」「社内貢献」「社外貢献」の3つ
- 行動に移すだけでなく、継続することが重要

明日から、本記事でお伝えしたことを意識して仕事に取り組んでみてください。
すぐには評価されないとは思いますが、継続的に行動していれば必ず評価されるときがきます!
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