「明日から毎日30分読書することを習慣化しよう」
と意気込んで何か新しいことを始めてみても、3日も経たずにやめてしまう……。
このように三日坊主で悩まれていませんか?
できるだけ努力をしないで三日坊主を治す方法はあります。
それは「すでに習慣化されているものと一緒に新しいことを行う」です。
三日坊主の治し方について色々なサイトで紹介されていますが、どれも抽象的な内容が多かったため、本記事を書こうと思いました。
本記事では具体的な方法を紹介しているため、明日からでもすぐに実践していただけます。
それでは見ていきましょう。
この記事で分かること
- 三日坊主の原因
- 三日坊主を治す具体的な方法
三日坊主になる原因は、脳が飽きっぽいから

三日坊主になる原因は、脳が飽きっぽいからです。
脳は新しい刺激を受けると活性化されるようにできています。
しかし、同じ刺激を繰り返されると脳の活性化は弱まってしまう。
この仕組みを「順化」と呼びます。
「新しく始めることに対して最初はワクワク感があったが、次第に何も感じなくなっていく」経験をされたことはありませんか?
これも順化が原因です。
新しい習慣を作ろうとして何かを始めるとき、最初は脳が活性化されてヤル気に満ちていますが、同じことを繰り返すにつれて活性化は弱まっていきます。
脳の活性化が弱まると「飽き」がきてしまい、三日坊主になってしまうのです。
できるだけ努力0で三日坊主を治す方法

三日坊主を治す具体的な方法は「すでに習慣化されているものと一緒に新しいことを行う」です。
前述しましたが脳の仕組み上、新しい習慣を始めても次第に飽きがきます。
新しい習慣を定着させるのはとても難しいのです。
新しい習慣を定着させるのが難しいのであれば、すでに習慣化されているものに付け加えればいい。
これが私が推奨する三日坊主を治す方法です。
実際に私もこの方法で三日坊主を治すことができました。
すでにある習慣に付け加えよう
まずは「毎日、無意識でやっている習慣」を探しましょう。
以下のようなものが挙げられます。
- 歯磨き
- 服を着替える
- 目覚まし時計を止める
- 出勤前にエレベーターを降りる
- 朝起きてテレビをつける
- 朝起きてSNSを見る
習慣が見つかったら、そこに新しく始めたいことを付け加えるだけです。
例えば、読書を習慣化させたいと思ったら、「歯磨きをしながら読書をする」といった感じです。
このように条件づけ(特定の出来事が起きたら、こう反応するという習慣)を身につけると三日坊主になる確率が劇的に減ります。
ポイントは「新しい習慣」を作ろうとしないこと
三日坊主を治すには、「新しい習慣」を作ろうとしないことがポイントです。
無理に新しい習慣を作ろうとしても長続きしません。
すぐ面倒くさくなったり飽きがきてしまい、やめてしまいます。
これは脳の仕組みの問題なので、仕方がないことです。
「無理に新しい習慣を作ろうとしない」と意識することが三日坊主を治すための第一歩かもしれません。
上記方法でも三日坊主が治らなかった場合は?
例えば、前述した「歯磨きをしながら読書をする」と決心しても、面倒くさくなるときもあると思います。
そんなときは「ちょっとだけやる」を心がけましょう。
読書なら一段落だけ読むとかでも大丈夫です。
一段落だけなら、いくら面倒くさくても読めると思います。
ちょっとだけでもやると「一段落だけなんて勿体ない」「物足りない」という気持ちが生まれ、二段落目、三段落目と読み進むようになり、気がつけば習慣が身につきます。
「最初はやる気のなかった掃除でも、やり始めたら隅々まで掃除してしまった」という経験はあると思うのですが、結局最初のハードルをどれだけ下げられるかが重要なんです。
やり始めることが大切なので、まずはハードルをトコトン下げてみましょう。
まとめ
- 三日坊主になる原因は、脳が飽きっぽいから
- 「すでに習慣化されているものと一緒に新しいことを行う」と三日坊主を治せる
- 無理に新しい習慣を作ろうとしない

いかがでしたでしょうか?
三日坊主を治すことで、夢や目標を達成できる確率は上がると思います。
明日からすぐ実践できる方法ですので、ぜひ試してみてください!
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