人が行列に並んでしまう理由は、皆「ケチ」だからなんです。

行列に並ぶ人々 心理学
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人は皆「ケチ」だから行列に並んでしまう

「時間も労力もかかるのに、どうして人は行列に並ぶんだろう?」
と、 ふと疑問に思ったことはありませんか?

もしくは、「行列なんだから美味しいお店に違いない!」
と、無意識のうちに考えてしまうことはありませんか?

人が行列に並んでしまうのは、人は皆「ケチ」だからなんです。
少しインパクトのあるフレーズを使用しましたが、ここで言う「ケチ」とはお金に対する「ケチ」ではなく、 選択する労力に対しての「ケチ」のことを指します。

人は皆、興味のないことや知識を十分に持っていないことに対して選択する場合は、極力省エネしたいと思ってしまうものなのです。

このような人の心理を「認知的ケチ」と呼びます。

認知的ケチ

何かを判断するときにかかる労力を、なるべく少なくしようとすること


人は認知的ケチによって同調するようになる

同調する人

無意識のうちに周りに合わせて行動してしまうことを「同調」と呼びます。

同調

集団の中で、無意識のうちに周りに合わせて行動してしまうこと


例えば、

  • 居酒屋を探すときに口コミが好評価だと安心する
  • SNSでリツイートの多い投稿 = 信頼できる情報 だと認識する
  • 就活時に黒のリクルートスーツを選ぶ
  • 会議で自分だけ違う意見だと不安になる

これらは全て同調によって引き起こされる現象です。

人は認知的ケチによって、自分で判断したり選択したりすることを避けようとしてしまう生き物です。
結果、相手や周りに判断を委ねて、同調をとってしまうのです。

同調は絶対悪というわけではありません、場面によっては必要な能力の一つです。

しかし、すべてを周りの判断に委ねるのは良くないことだと私は思っており、しっかり自分の目で確認し、頭で考えることが重要です

何かを判断したり選択したりする場面に出くわした時は認知的ケチについて思い出して、
自分の頭でも考える癖をつけることで、後悔のない判断や選択をとれるようになります。

認知的ケチはマーケティングに活用されている

認知的ケチ、同調は企業のマーケティング活動によく活用されています。

例えば、

  • 行列のできる人気ラーメン屋なのに長年席数が少ないまま
  • 人気アパレルブランドの商品の在庫数が少ない
  • 「SNSで話題の〇〇」などの広告キャッチコピー

これらすべて、認知的ケチ、同調を活用したマーケティング活動の可能性があります。

既にご説明したように認知的ケチは「何かを判断するときにかかる労力を、なるべく少なくしようとすること」ですので、 行列ができる = 美味しいお店 、在庫が少なくすぐ売り切れになる商品 = 人気の商品 のように自分で深く調べずに判断してしまいます。

この仕組みを上手く活用して、売上を伸ばしている企業もあるのです。

認知的ケチのままですと、ムダな物まで買わされる危険があるので消費者側は要注意ですね…。

まとめ

  • 人が行列に並んでしまうのは「認知的ケチ」が働くから
  • 「認知的ケチ」とは、判断するときの労力を少なくしようとする心理傾向
  • 何かを判断する時は、自分の頭でしっかり考えることが重要
  • 「認知的ケチ」は、企業のマーケティングにも活用されている

ビジカラス
ビジカラス

「周囲が認めてるもの = 良いもの」と考えてしまうのは、短絡的で危険です。

自分の頭でしっかりと考えることが重要で、周りの意見はあくまで参考程度に留めておくようにしましょう!

街中で行列店を見かけた時に「認知的ケチが働いているのかな?」と分析したりすると、 いつもの道が違った景色に見えるようになり面白いのでぜひ試してみてください(^^)

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