GAFAとは何か? GAFAの時価総額や成功要因などを徹底解説

GAFAとは何か? マーケティング

GAFA(ガーファ)という言葉を知っていますか?
テクノロジー業界の4強である、Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を取ってGAFAと呼ばれています

本記事では、GAFAは何をやっている企業なのか? 何がすごいのか? についてご紹介していきます。

この記事で分かること

  • GAFAの凄さ
  • GAFAに共通する8つの成功要素
  • GAFAとBATHの違い

※本記事は、「『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』スコット・ギャロウェイ (著), 渡会 圭子 (翻訳)」を参照しております。

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GAFAとは「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の4企業

「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」は、今や誰もが知っていて、誰もがお世話になっている企業であると思います。

GAFAの時価総額の合計は約3.9兆ドル(約430兆円)であり、4社だけで日本の東証1部企業全体の約7割に匹敵するほどです。
※2020年2月5日時点

私たちの生活に欠かせない企業となっているGAFAについて、何をやっているのか? 何がすごいのか? を見ていきましょう。


Google

Google

Googleのココが凄い

  • 全世界の検索エンジンシェアの約9割を占める
  • 積極的な事業領域の拡大(最近だと、ゲーム事業)
  • マーケティングの常識を変えた

Google(アルファベット社の子会社)は検索エンジン最大手のテクノロジー企業です。
Googleは全世界の検索エンジンシェアの約9割を占めています

Googleは私たちの疑問や悩みに対して、答えとなるWebサイトを瞬時に返してくれます。
いわば、図書館のような役割です。

その他にもYouTube、マップ、スマートフォン、翻訳、ブラウザなど、私たちの生活を便利にして、より豊かにするサービスを多く提供しています。

また、Googleの収益の約7割が広告によるものです
検索エンジン上やWebサイト内に表示される広告によってユーザーと企業をつなげる役割も担っており、従来とは異なる新しいマーケティングを確立させました。

Googleのほとんどのサービスを無料で使うことができるのは、収益の約7割が広告だからなんです。

Apple

Apple

Appleのココが凄い

  • 熱狂的なファンの獲得
  • 高級ブランドとしての地位確立
  • 高い利益率の実現

iPhoneやMacなどのデジタル製品を開発し、販売しているテクノロジー企業です。
その他にも新サービスとして「アップルTV+」などの事業も行っています。

Appleの共同設立者であり、2011年に亡くなられたスティーブ・ジョブズをご存知の方も多いのではないでしょうか?
Appleのここまでの成功は、スティーブ・ジョブズの貢献が大きいとされています

スティーブ・ジョブズの生き方や考え方に魅了された人々がファンとなり、Appleは他のGAFAとは違い、高級ブランドとしての地位を確立させました
スティーブ・ジョブズを教祖として崇める宗教のようなコミュニティを築けたことが成功の大きな要因です。

Appleは高級ブランドとしての地位確立や、Apple信者と呼ばれるファンの獲得により、高い利益率を実現させています。
それにより、世界のスマートフォンシェア率が約2割にもかかわらず、利益シェア率は約8割を占める結果となっています
※2016年のデータ

Facebook

Facebook

Facebookのココが凄い

  • 世界で最も使われているSNSを提供
  • 人との繋がり方の常識を変えた
  • 膨大な個人情報の保有

FacebookやInstagram、Messenger、WhatsAppを提供するテクノロジー企業です。
最近はVRや仮想通貨事業への投資を積極的に行っています。

FacebookとInstagramに関しては、馴染み深い方も多いのではないでしょうか?
どちらもSNSの代表的なサービスであり、世界の月間アクティブユーザー数は、Facebookが約24億人、Instagramが約10億人となっています
※2019年時点

Facebookは世界中の誰とでも簡単に繋がりをもてるプラットフォームをつくり、人々の「誰かと繋がりたい」という欲求を満たしています。
また最近では、「誰かに認められたい」という承認欲求を満たすためにFacebookやInstagramを使う人が増えています。

Facebookの収益源はGoogleと同様に広告です
Facebook社が保有する膨大なユーザーデータを基にターゲティングする広告は、マーケティングの認知〜購入までを対応することができます。

FacebookもGoogle同様に新しいマーケティングを確立させたのです。

Amazon

Amazon

Amazonのココが凄い

  • 新規事業への積極的な投資
  • 今までのショッピングの常識を変えた
  • ロングテール戦略の実行

世界最大級のインターネット通販サイト「Amazon」を運営するテクノロジー企業です。
また運輸などの別事業への拡大も積極的に行っています。

Amazonは、人々の「より多くのものをできるだけ楽に集めたい」という欲求を満たすことに成功しています
Amazonが誕生したことにより、今までのショッピングの常識が覆されました。

またAmazonの有名な戦略として、「ロングテール戦略」が挙げられます。

ロングテール(the long tail)とは、主にネットにおける販売に置いての現象で、売れ筋のメイン商品の売上よりも、あまり売れないニッチな商品群の売上合計が上回る現象のことです。

引用:ferret

通常の小売店なら売れる商品を多く陳列させて、売れない商品はカットしなくてはいけません。
理由は簡単で、陳列させられる数に限りがあるからです。

しかしAmazonの場合、ネット上にある陳列棚はほぼ無限にあるため、売れない商品も残しておくことができます。
これがロングテール戦略であり、Amazonはこの戦略によって大成功を収めたんです。
1年に数回しか売れないニッチな商品がたくさん売れることにより、Amazonは売上を伸ばしています


GAFAに共通する8つの要素

GAFAには共通する8つの要素があります。
共通する8つの要素からGAFAのように成功するためには何が必要なのか? 何をしなくてはいけないのか? を見ていきましょう。

①商品の差別化

モノで溢れかえっている時代だからこそ、商品の差別化が重要になってきます。
便利などの機能的な差別化はもちろんのこと、今の時代Appleのような情緒的な差別化も重要です。

②ビジョンへの投資

「ビジョンへの投資」をすることで、資本を集めやすくなります
どれだけ良いサービスの構想があっても、それを作るための資本がなければ実現させることができません。

周りを惹きつけるビジョンを掲げましょう。
例えば、Facebookでは「世界をつなぐ」というビジョンで事業を行っています。

③世界展開

国内のマーケットだけを狙っていては、GAFAのような成功は難しいです。
つまり世界で受け入れられる商品やサービスを提供する必要があります。

④好感度

企業にとってイメージは重要です。
大きく成功するためには、人々に愛される企業を目指しましょう。

そのためには、国民や従業員などの関わるすべての人々に配慮する必要があります。

⑤垂直統合

モノを買うときの体験すべてを垂直統合でコントロールできることが重要です。
流通の大半をコントロールできなければ、GAFAのような上を目指すことは難しいです。

⑥AI

データの活用能力は必須です。
今の時代、データはビジネスの最強の武器です

どのようにデータを集めて、どのように活用するのか? ができなければ、GAFAのように大きな成功は難しいと言えます。

⑦キャリアの箔づけになる

キャリアの箔づけとなる企業になることでトップクラスの人材を集めることができ、好循環を生みます

キャリアの箔づけとなる企業になるためには、ビジョンへの投資や商品の差別化が必須になってきます。

⑧地の利

ビジネスを行う場所は重要です。

過去10年の間に時価総額が何百億ドルも増加した企業は、例外なく世界的な技術系あるいは工学系の大学に自転車で通える距離にある。

引用:『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』スコット・ギャロウェイ (著), 渡会 圭子 (翻訳)

成長している都市を選ぶことで、トップクラスの人材も集めやすくなります。


BATHとは「Baidu」「Alibaba」「Tencent」「Huawei」の4企業

中国のイメージ

GAFAとよく並べて語られることの多いBATH(バス)とは、中国を代表するテクノロジー企業である「Baidu」「Alibaba」「Tencent」「Huawei」の4社の頭文字を取った総称のことです。

BATHの成長は著しく、「Huawei」を除くBATの時価総額合計は1兆ドルを超えています
中国のBATHがアメリカのGAFAを超えることができるのか、今後も注目していきたいですね!



まとめ

  • GAFAとは「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の4企業
  • GAFAに共通する8つの要素は「商品の差別化」「ビジョンへの投資」「世界展開」「好感度」「垂直統合」「AI」「キャリアの箔づけになる」「地の利」
  • BATHとは「Baidu」「Alibaba」「Tencent」「Huawei」の4企業



ビジカラス
ビジカラス

本記事がきっかけでGAFAについての疑問が解けたり、興味が湧いたりしてもらえたら幸いです!

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