Twitter上で話題になった4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が、100日目投稿後に「電通案件だ」と炎上しました。
Twitter上で一時期トレンド1位になっていることからも、かなり炎上したことが窺えますね…。
ただ作者の「きくちゆうきさん」は、電通案件について否定しています。
では、なぜ「電通案件」と炎上してしまったのか?
本記事では、炎上した理由について詳しくご紹介します。
『100日後に死ぬワニ』が「電通案件」と炎上した理由
炎上した理由は主に3つあります。
- 100日目を投稿後に特報の連続
- Twitter公式アカウントの運営が「株式会社ベイシカ」
- 『100日後に死ぬワニ』のPRプランナーが電通関連の社員
上記3つが重なったことにより、かなり炎上してしまったようです。
一つ一つ詳しく見ていきましょう。
100日目を投稿後に特報の連続
『100日後に死ぬワニ』の100日目が投稿されてから書籍化や映画化、グッズ化などの特報が連続で投稿されました。
流れとしては、以下の通りです。
3月20日19時20分:『100日後に死ぬワニ』の100日目投稿
3月20日20時02分:いきものがかりとのコラボ動画投稿
3月20日20時46分:書籍化、映画化、グッズ化の特報
3月20日21時00分:ポップアップショップの発表
100日目が投稿されてから特報のオンパレードだったため、「元々ビジネス目的で書いていたのではないか?」や「結局金儲けで冷めた」のような意見が散見されました。
Twitter公式アカウントの運営が「株式会社ベイシカ」
『100日後に死ぬワニ』の公式Twitterアカウントがあるのですが、運営が「株式会社ベイシカ」となっています。

株式会社ベイシカの会社概要ページの取引先一覧に「電通東日本」と記載されていることから、電通が関与していると炎上したようです。
電通東日本と電通は、もはや違う会社なんですけどね…(笑)
深く調べずに、「電通東日本=電通」と決めつけてしまっている人が多かったようです…。
『100日後に死ぬワニ』のPRプランナーが電通関連の社員
いきものがかりのコラボ動画のスタッフクレジット欄に、電通関連の社員がPRプランナーとして載っています。
電通パブリックリレーションズの根本さんという方のようです。
電通東日本同様、電通パブリックリレーションズも、もはや電通とは別の会社ですけどね…(笑)
「電通」という言葉に敏感になっている人が多かったのではないかと思います。
ネット上で「冷めた」という声が増えている
『100日後に死ぬワニ』が電通案件だと騒がれてから、Twitter上で「冷めた」などの声が増えているようです。
せっかく良い作品なのに、こんなに炎上してしまい残念です…。
確かに、100日目と特報の投稿日は一緒にしない方がよかったとは思いますが…。
作者の「きくちゆうきさん」は電通案件を否定
3月21日に作者の「きくちゆうきさん」は、Twitterの生放送で電通案件について否定しています。
一番大きな誤解は、電通さんは絡んでない。プロジェクトの仕組みに壮大な企画があって、何ヶ月も前から巨大組織や色んな人が集まって…、みたいな、そういうプロジェクトではなかった。だから電通さんは入ってないです
引用:ORICON NEWS(2020年3月21日)
作者ご自身が電通案件について否定しているんです。
もう「電通案件だ」と騒ぎ立てるのを止めませんか?
『100日後に死ぬワニ』のような良い作品が、誤解によって批判され続けるは見てて辛いものです…。
『100日後に死ぬワニ』電通案件のまとめ
- 作者は『100日後に死ぬワニ』を電通案件について否定
- 100日目投稿後の特報オンパレードが炎上の引き金
- 皆んな「電通」という言葉に敏感になりすぎている

周りにまだ「電通案件だ」と騒いでいる人がいれば、正してあげてください。
「違うよ」と。
1日でも早く『100日後に死ぬワニ』の批判が収まるよう願っています。
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